ハーレーvロッドの魅力について
ハーレーダビッドソンは、アメリカを代表する大型バイクで、日本でも熱心な愛好者がいます。そのスケールの大きさは、年配層の間でも人気が高まっており、カスタマイズして楽しむ人も増えています。
カスタムハーレーの魅力は、何と言っても、世界でただ一つのオリジナルデザインにできること。そして、存在感をアピールする魅力を実感します。それ故、同じハーレーでも、カスタマイズによって、全く違った個性を演出できます。特に、vロッドの魅力は、オリジナルデザインに加え、性能自体も変えられることです。また、ハーレー自体も、そうした性能カスタマイズを前提として作られています。
ハンドルやマフラー、そいして電飾関係まで、豊富に揃っています。バリエーションを変えれば、何パターンものオリジナルマシンに仕上げることができます。それによって、長期間でも楽しむことができるわけです。何より、乗り手に限らず、見る側も楽しめるのが大きな魅力だと言えます。
ハーレーの近代車種V-Rod、その名の由来は
世界で最も古い歴史を持つバイクメーカーといえるハーレーダビッドソン。そのせいか、いささか古臭いイメージを持ち続けている人もいるかもしれません。しかし、最近では水冷エンジンなどの近代的な技術を搭載したモデルも登場させています。そんなモデルのルーツといえるのが、2002年に登場したV-Rodファミリーです。
2002年に登場した最初のV-Rodファミリーの車種であるVRSCAは、それまでのハーレーとはまったく異なる流線型の美しいデザインで驚かせましたが、その最大の特徴はやはり水冷V型2気筒のDOHCエンジンです。それまでの空冷OHVエンジンとは異なり、ハーレーらしい揺れや鼓動音は控えめで、ショートストロークの高回転型エンジンとなっていました。
ファミリーネームのうち、Rodという言葉はエンジンが熱で赤くなった状態を意味する「HOT-ROD」から取られた言葉です。高回転型エンジンを持つこのファミリーにふさわしい名前でしょう。車種の名前であるVRSCは、ハーレーが1994年に発表したレーシングマシン「VR1000」からきています。VRのストリートカスタム(SC)という意味です。